2020/08/31公開
ポイント
- ストレージは「本棚」や「引き出し」のようなもの
- 性能なら「SSD」、容量なら「ハードディスク」が上
- 動画や画像など大きいデータをたくさん保存するならSSDだと少ない場合も
ストレージは「本棚」や「引き出し」
ストレージとは、動画や画像、文書、ソフトなど各種データを保存しておくパーツです。メモリーが「机(の上)」なら、ストレージは「本棚」や「引き出し」みたいなものといえるでしょう。
メモリーもストレージも、データを覚えるパーツですが、役割が異なっています。メモリーは、作業中のデータやソフトなどを一時的に記憶しています。一方、ストレージは作業中ではない、あるいは作業が終わったデータを保存するものとなります。
読み書きなどの性能はSSDが上
パソコンのストレージには、「SSD」と「ハードディスク」という2種類のパーツがあります。パソコンによっては、両方搭載されているものもあります。
SSDはデータの読み書きなどの性能面で、ハードディスクを上回ります。
SSDは仕組みとしてはUSBメモリーに近く、ハードディスクのように中のディスクを回転させるような機構を持っていません。そのこともあり、ハードディスクと比べて、データの読み込み・書き込みが速いという点をはじめ、耐久性が高い、消費電力が低い、といった長所があります。
容量ならハードディスク
一方で、記憶容量ならハードディスクの方が上です。金額あたりの記憶容量を比べると、ハードディスクのほうがかなりお得になっています。
例えば、価格を押さえたパソコンだと、SSD搭載なら容量が128GBのものが選ばれたりしますが、ハードディスク搭載のものだと500GBや1TBと、容量が数倍大きかったりします。
Windowsの起動もSSDの方が速いが
SSDとハードディスクを比べると、やはりSSDの方が動作が速いです。特に、パソコンの電源を入れてからWindowsが起動し終えるまでの時間が、目に見えて短くなります。
ただ、今のパソコンの性能だと、ハードディスクを使っている場合でも、Windowsの起動に何分も待たされる、といったようなことはありません。
また、パソコンを使っている際には、その違いを感じにくいかもしれません。パソコンでは小さいデータを頻繁に読み書きする機会が多く、ハードディスクでもその読み書きの1つ1つは一瞬で終わります。Windowsの起動時のようにはっきりと速さを実感できる場面は、それほど多くありません。
総合的にはSSDの方がキビキビ動作する感覚はありますが、ハードディスクもそこまで差があるわけではありません。このあたりは、用途や予算との兼ね合いになると思います。
大きいデータの保存に外付けのハードディスクを使う方法も
自宅用パソコンに適した機種が搭載しているSSDは、容量が256GBや512GBといったところが多いです。この容量は、動画や画像などをたくさん保存するという方にとっては、ちょっと少ないと感じるかもしれません。その場合は、外付けのハードディスクを使うという方法もあります。
カスタマイズで内蔵のSSDを1TB以上の大容量に変更するという手段もありますが、コストパフォーマンスが悪いため、あまりおすすめではありません。